ヘッドホンの音を本当によくしたいのならば
全てのヘッドホンは 振動版が必ず過剰振動している。
それを原音に限りなく近つけるためには、音を聴きながら振動版の振動を調節しなければいけない。
ヘッドホンの超高音質を その歌手やその演奏家の本当の音を聞きたいのならば・・・。
私は個人的にその調節法を見つけることができた。
調節前はどんな10万円以上のヘッドホンも本領を発揮していない。
しいて言えば、調節前は 55パーセントの仕上がりくらいだ。
音が曖昧過ぎるのだ。
もちろん聴覚は一人一人違うから、あいまいな音のままがいい人もいる。
だけど、せっかく、高いヘッドホンを買ったならば、その本領の音を聞いてみたい。
本領を発揮した音はとっても魅力的だ。
本当に同じ声は一つもない世界、その人だけの声の世界がある。
楽器の音も味わいが加わって、魅力的な音が聞こえてくる。
ホールの響きを知らない技術者が増えている?
最近、オーバーヘッドホンの新製品の音質の劣化が止まらない。
振動版がどんどん小さくなって、生み出される音楽情報量が少なくなっているからだ。
楽器や人の声が生み出す「1音」は。実は 純粋な1音ではなく、
いろいろな要素が重なって できている「1音」であることが 聞こえなくなっている。
自分でも歌い、録音担当やステージマネージャーなど100回以上のホールでの音楽体験をしている私には、
情報量の少ないヘッドホンは物足りない。pcの音質も劣化してるし
オーデイオテクニカなどの付属のケーブルの品質も劣化しているし、どうなるんだ日本。