Z7の再改良
Z1000の改良があまりにもうまくいったので、調子に乗ってZ7の改良もした。
やっぱりオーケストラの演奏はZ7の70mmドライバーくらいの膨大な音楽情報量でないと
音楽情報的に物足りない。
40mmとか50mmのドライバーじゃ各楽器の本当の音楽情報量が生み出せない。
Z7の低域はもともと豊かに鳴るのだが、
少しもやもやした音の低域の音をキッチリ引き締めて解像度を大幅にアップして
各楽器が本当はどんなことをしているのかはっきりと聞こえるようにした。
最近お気に入りの 歳を重ねて、本当にオーケストラの音楽がわかるようになった
ヘルベルト・ブロムシュテットさんの指揮するベートーヴェンの第九を聴いている。
彼の 伝統を踏まえながらも「ここはこうしたい、ここはこうしたほうが説得力がある。」
みたいな 頭の柔らか いろいろな工夫が聞こえてきて とっても面白い。
カラヤンを超えたかもしれない、それほど優雅で魅力的な演奏だ。
ロシアの巨匠ムラビンスキーの指揮と同じような説得力と優雅さを今の彼の指揮に感じる。
YOUTUBEでこれだけいい演奏に聞こえるのだから、ライブは鳥肌ものかも。
それにしても改良Z7の音はすごい。各楽器が本当に歌うように濃厚な質感だ。
MDR-Z1000の最高音質化
Z7に比べて振動版が小さいので、音楽情報量に限界があるために
Z7はオーケストラを十分堪能できるが、Z1000は小編成の演奏やソロの演奏が得意だ。
低域の解像度をアップして、しかも より豊かに鳴らすことに成功したので、
買ったときに感じる キツイ音が一切しなくなって、
音の重心を 低域側にもう少し下げたので、音楽をゆったりと堪能できるようになった。
オーデイオクエストのレッドケーブルにリケーブルしたことも要因ですが、
本当にZ7の弟のような高音質の音を堪能しています。
今回の低域改良技術をZ7に移植して、Z7をさらに超高音質にします。