新しいヘッドフォンの新基準への考察1
ドライバーから生み出される 空気的につたわる音楽情報量の違いを考えてみよう。
形が円盤形なので、円周率の関係で
40mmドライバーの情報量は2×2×3.14 =12.56㎡
50mmドライバーの情報量は2.5×2.5×3.14=19.63㎡
Z7は70mmドライバーなので、3.5×3.5×3.14=38.47㎡
片側のみでこの違い。左右合わせるとこの2倍違う。
それぞれに×時間の長さを加えて本来の全体の音楽情報量になる。
最近、主流の40~45mmとZ7のような70mmでは、
実に6倍以上の音楽情報量の違いが生じた。
この違いが、残響に余韻を生じたり、
人の声や楽器の音の響きをよりつややかに、時に饒舌に、
細かいニュアンスまでも、耳に運んでくれる違いになる。
つまりは、70mmドライバーの膨大な音楽情報量と音楽空間をきいてしまったら、
それよりも少なすぎる情報量の音は、きかなくてもよくなる。
ソニーZ7を手に入れたことは、音の情報量が多いので、
空気の中での、音の性質をより正確に理解できるようになった。
また、ドライバーの大きさの違いが
そのまま、再現可能な周波数帯域幅の広さの違いにも現れる。
イヤホンの人が最近多いが、振動板の大きさが非常に小さすぎるため、
思うような超高域から超低域までが聞こえてこない。
ヘッドフォンのよりもこの再現される周波数帯域が凄く狭いから。