少し改良しました
過剰振動しないように振動版を強化して、音がぶれないようにすると
少し上ずっていた音程が、定位してきました。
合唱では少しでも音程がぶれていると、「この音」が定まらないので、
音の定位は大切です。また少し強く電流を流しても 音が割れなくなりました。
そして低域回路をつけて、音全体の重心を低域側に持ってくることで、
薄く軽かった音が濃くなりました。
これでこのヘッドホンの欠点は ほぼ解消されました。
あとは音楽空間をどこまで広げましょうか
ATH-AD900Xは女性ボーカルがとてもきれいですが
このヘッドホンは音の解像度が非常に良いのですが、音の情報量が少ないです。
やはり入力が1000mWだとで、十分な電気的な音楽情報量がドライバーまで伝わらないと感じました。
2000mWがクラシック音楽を堪能するには必要です。
1000mwだと きれいな演奏に聞こえますが、演奏の本質まで聞こえてきません。
音楽は とてもバランスよく 解像度がとても良いと感じました。
きれいな音なので、女性ボーカル向きです。
買ったままだと 振動板が柔いので、すぐに過剰振動します。
まず そこを強化して、より電気的な音楽情報量を多めにしても耐えられるようにして、
それから より立体的に音楽空間が広がるように改良していきたいと思います。